久留米絣ができるまで
久留米絣のこと
久留米絣は木綿の織物です。200年ほど前に一人の少女、井上伝によって創案されました。 図案を考え、糸の段階から先染めをし、たて・よこの糸をそれぞれに染め、織っていきます。 手織りと動力織りがありますが、ともに製作過程は複雑で、高度な技術が必要です。 くくり、染め、織りのほかに、何十もの行程があり、反物が一反できあがるまでには、約2ヶ月かかります。 久留米絣は糸、染めの品質もよく、丈夫で長もちします。 着るほどに心地よくなるので、普段着にもおしゃれ着にも最高です。
久留米絣の反物を作る工程(ほんの一部です)