西原織物ツアー
西原織物さんのツアーにお客さまと永野さんと参加してきました。
今回は工場がお休みだったので100年前の織り機に近づきじっくり見る事ができました!
豊田グループの創始者である豊田佐吉さんが1915年に開発した動力織機を今も修理しながら使っていて、
この織機が開発されなかったら久留米絣は絶えていたでしょうと言うお言葉に心が動きました。
何十もの工程を経て織り上げていく久留米絣は西原織物の奥様曰く、とてもリーズナブルだと、
プリント柄の方が高い値段がついていると思うとおっしゃったストレートな説明は日本の伝統工芸を守っている方のお心だと思いました。いつも優しく親しみやすい西原ご夫婦が強い絆で結ばれ次々と廃業していく同業者を惜しみながら文人柄を織れるのは家だけだと自負し、前を向いて歩いている様に感服しました。
1枚目の写真:豊田織機 、2枚目:西原文人を織っている所 、3枚目:西原さんのご主人さまと
杉本